i have a dream today. and

今日私には夢があり、以下

6. 良心

ストレス過多の状況下で集中し続けることで、破壊力のあるストレスが発生してしまうことが最近明らかになった。ストレスがストレスを生むというよりも、今迄圧縮され眠らせておいたストレスがある期間置いておくと、自然に爆発してしまうようなイメージだ。ストレスは質量が一定でも密度は高くなるのだ。3月から7月までの4ヶ月間第二次夜仕事を再開したわけだが、そのうちの3ヶ月間は真剣に夜の仕事も昼の学生生活も真剣に頑張った。

7:30起床

8:00勉強

8:40学校

16:00帰宅

17:00仕事の準備

19:00家事等

20:00出勤

2:00帰宅

2:30就寝

という疲れる暇も無い生活をほぼ毎日。12時間休みが月に2回。テスト前は3,4時間睡眠。即起き、即勉強、即学校、即仕事、即帰宅、即寝。こんなに即即した生活を送ると、人は人じゃなくなると思う。キャバクラを辞めた瞬間やっと人間らしく生きていけるという安堵感で一杯だった。

何故眠らずにほぼ毎日集中できたか?いつか必ず叶えたいという夢を持ち続けたことが大きな要因だろう。お金を貯めて海外の大学にいきたい、そして世界経済の循環効率化のために働く人間になりたい、異文化を理解できるようになりたい、という大きな目標を1秒たりとも忘れなかった。

一時期キャバクラで毎日無理して働いたことで、からだが悲鳴をあげて倒れてしまった。夜を引退しようとしたが、入学費や留学資金が欲しくてもう少し頑張ろうと再開した。たとえ仕事で嫌なことがあろうと目標金額まで頑張ろうと決意できた。保守派の自分にとって、キャバクラにくる大半の男性ははっきり言って好みでは無い。生涯で出会うことの無さそうな人達が多かった。自分の地元よりもGDPの低い土地で、これからも普通に出会わないような人達と毎日初めまして。自分は出会った瞬間、性的対象でしかない。毎晩がストレスフルな異文化交流だった。

どれだけ自分が自分を大切にしたいと思っていたとしても、それを諦めざるをえない時が必ずある。相手が何を求めていて、相手がどう感じているかを知ろうとすればする程、思いやりがあると言える。しかし人が何を求めているかを超えて、他人と自分のために最良の決断をすることこそ、難しく自分を犠牲にするだろう。そして、これは真であると、一生をかけて信じ続けるだろう。結果の善悪にかかわらず、内なるエネルギーを消費し人間相互間に大きな変化をもたらすと思う。

要するに、今迄で1番真剣に集中し続け、最終的に結果を出すことができた。3ヶ月間という短い期間だったが、己の闇と戦っている時は本当に長い道のりだと感じることが多かった。目標を見失うことなく、全体のバランスを保ちつつ、他人と自己のための決断を下す。それが毎日続いたことでいつの間にか膨大なストレスを無視していたようだ。「上司がうざい」「仕事行きたくない」「疲れた」「会いたい」「癒されたい」という愚かな人間の発言に気を取られそうな時期があった。しかし自分が一番頑張っていると自分自身で認めればそれで幸せ、という信念を持ち続け他人を励まし続けた。「頑張ってるね」「応援してるよ」「私も会いたい」「癒してあげる」という、嘘であっても決して人を傷つけたりはしない優しい言葉や勇気を与え続けた。他人を優先的に大事にしてあげたが故に、鉄のような忍耐力がついた。次生まれ変わるのなら神なのかもしれない。

つまり、過大なストレスを隠し持ち続け、自己のための努力と他人への思いやりの両方を大事にしたからこそ、今になってストレスが変貌してしまったのだろう。今でもキャバクラの夢でうなされるし、外を歩く時も苦手な人に会うかもしれないと少しビクビクするし、そして何よりも仕事関係で出会ってしまった人は記憶から消えない。毎日のように会話し、彼らに思いやりを持ち続けたのだから。私はこの変哲なストレスをどのように対処するべきか、大きな課題に直面している。そしてもうすでに、より明確な夢に向かって走り始めている。休憩なしの人生を、私は愛してやまない。